2009-09-09

富国強兵の終わり、

    どうもこんにちは、



  そろそろ鳩山内閣も始まりそうで、やっと世の中が変わりそうですけど、なんというかちょっと遅かったかなあというのは感じますね、

  もうちょっと早かったらこんな世の中になることもなかっただろうに、しかしこれも現実ですから仕方がないのでしょう、



  で、何かありましたかね、そういえば国土交通省が高速道路無料化の試算を隠していたという話がありましたが、ああやっぱりという感じです、 

  
  私は八月の頃に書いていましたけど、どこかのNPOと大学の先生が民主党の高速道路無料化はCO2が増えてよくないということを言っていたのだが、

  それに対して私は、高速道路を無料化するとCO2が減るという話を書いたのですが、その話が出てきたということだと思います、


  まあ私も他の人がそういうことを書いていたのを見て、そういうのもあるのかなと思って書いただけなのですけど、

  そこで書いていたのは国土交通省の試算だと、高速道路を無料にするとCO2が減るという試算を出していると書いていて、そのNPOがいうようにCO2が増えるとは一概には言えないと書いてあったのですが、


  ただ正直私は、なぜそうならどこにもその話が出てきていないのだろうと疑問を持ち、あまり大きくは書かなかったのですけど、やはりその方の言っていたことは正しくて、高速道路を無料化すればCO2は減るようです、


  しかも国土交通賞の試算でいえば、経済効果も2兆円くらいあるらしいから、経済効果もありCO2も減らせるといいとこばかりなわけで、それを公表させなかったのは政治的圧力があったためでしょう、


  となるとそのNPOや大学教授も買収されていたことになるが、今でもアンケートをとると国民の多くが高速道路無料に反対というのは、そいつらの責任になると思うのだがこれはどうするのかな、


  ともかく一つの試算としては高速道路を無料化すると、CO2も減って経済効果も大きいわけだからこれを反対する必要性はないでしょう、少なくとも本質的にはあっているわけだからこれを否定するのはおかしい、

  
  後は調整をすれば何とかなる話のようですけど、しかしこういうのを見てもマスコミの悪弊害というのはひどいものですよね、事実とまったく逆の話をみんなが正しいと思ってしまうわけだから、マスコミの存在意義はまったくないのではないかと思ってしまいます、




  次に、民主党がCO2削減を大きく言ったようで、25%減にするといっていたようだが、財界の連中は反対をしているようです、

  エコポイントとか、エコカーって何だったかなあと時々思うのだけど、彼らも忘れているようで金のなるエコ意外はどうでもいいようです、


  大体商売人が社会正義を言うこと自体がおかしいわけで、金がほしいからエコだなんだといっていただけで、金にならないエコロジーはどうでもいいというのが彼らの本音でしょう、


  となるとエコポイントとかエコカーとかいうのも詐欺になるわけだが、ああそういうことね、

  まあただCO2削減というものはアメリカと中国がどうするかがほとんどですから、日本の行為がどうなるかというのはあまり明確ではない気もするのですけど、


  日本が大きく出したのは外交的イニシアチブというところか、カードを持っておこうという意識なのか、

  ただ削減するというだけでは弱いのでそれをどう二次的に利用するのか、そのあたりも見てみたいものですけど、


  ともかく、日ごろエコだなんだといって税金を懐に入れていた財界の連中にも制約は課すべきであり、こういう方向性もとるべきではないかと思いますね、



    

  さて、それはいいとして今日は、富国強兵の終わり、ということでも書いてみようかと、

  時代変化というものは長期的変化であり、例えば国家100年の計というように何十年とか、100年くらいかかって変わっていくものであり、非常に長期的になりやすいものです、

  で、今起きている社会変化というものも、そういう長期的変化であるのではないかと思ったので書いてみると、


  それで富国強兵の終わりということで、相変わらず答えがタイトルに書いてありますが、今起きている社会変化というものは、明治維新から続く富国強兵的な変化の終わりである可能性が高く、国家強化の時代が終わったと見ていいでしょう、


  戦前は軍事的に、戦後は経済的に、国家強化のためにすべてをささげそれによって日本を良くするというのが、明治維新以降の日本の流れではあったのですが、

  しかし、国家の強化というものは国民の損失でしかなく、戦前は国家のために多くの人々が犠牲になり、また戦後では国家経済のために働いたが、国民は豊かになったとは言えず、これも国民の犠牲の上の経済活性であったとは言えるでしょう、


  そして今、国民の犠牲が100年以上続き、さすがの日本人も息が切れ始め、今となっては日本民族も倒れる寸前まで来てしまった、

  だから今立て直さないといけない、そして立て直すために必要なものは今までの逆の形であり、つまり国家を国民のために犠牲にする形、そういう形を持って国民の疲弊を緩和しなければならなくなってきている、



  人々の基盤である社会は今となってはほぼ喪失し、表層的なものがあるだけで具体的な意味まで社会が存在することは非常に少ない、


  質量保存の法則のように、日本にあるものもその総量のようなものは決まっていて、その形が変化して比率が変わることはあっても、量の増減というものはそうそうは起きない、

  であるから、今の社会荒廃もしくは社会の喪失のようなものは、それが国家権力的な方向性へ吸い取られたから起きたものであり、それを元に戻さない限り人々の生活は安定せず、また日本人が生きていくことも難しいだろう、


  力の増大とは、力が集中して一見強くなっているように見えているだけで、もともとの力が増えているわけではないことが多く、

  今まで日本人は明治維新以降の近代化によって、何か自分が強くなったと錯覚をしていたが、本質的にいえば力の集中が起きていただけであり、日本という国の力が強くなっていたわけではない、


  そしてその集中的方向性が、日本人の疲弊を生み富国強兵というやり方では日本がよくならなくなってきたのが、今の状態なのでしょう、




  最初のほうで書いたように、時代変化というものは長期的に起きるので、なかなか把握がしづらい、

  例えば今起きている変化は明治維新から続く流れに対する否定であるが、140年も続いてはそれがおかしいと考える事は難しく、今まですべてがそうであったのにそれが間違いであると考えれる人はいないでしょう、


  だからここ数年を見ても富国強兵的方向性を、さらに強めれば正しいという流れが強く、その考え自体が間違っていると言う意見は聞いたことがなかった、

  しかしその正しいという意見が、正しくない結果を生んできていたのもここ数年の事実であり、一般的に言われている論がすべて社会問題にしかならないという現実から、いいかげん多くの人が何かがおかしいと気づいて世の中が変わったのでしょう、


  ただそれが富国強兵的方向性に対する全体論としての否定までたどり着けるのか、

  これが悪であるという部分的修正ではなく、全体の流れ自体がおかしいのだという本質論までたどり着けるかはちょっと分からないですね、



  ともかく、明治維新以降続く富国強兵論は現実の前に論破され、それが非現実的な話であるということは、多くの方がなんとなくは理解できたのではないかと思うのです、

  あとはどこまでその富国強兵論の逆の意味を求められているのか、そして逆の意味とはなんなのか、その辺を見抜けるかどうかというものがこれからの話になるのでしょう、


  国を富まし国を強い兵にしそのために国民は犠牲になる、さてその逆とはなんであるのか?、これがこれからの日本で考えるべき問題になるのでしょう、






    それで、一応政権交代ができたのでこれからはやり方を変えようと思っています、
    今までのように曜日を指定するというのは限定的にして、自由に書いてみようかなと考えています、

    基本は週一回で水曜日に書いて、それ以外は自由に書いてみようかなと、

    今までのようにパターンで書くとあまり自由度がないので、そこを変えようと思ってはいるのですが、ただ結果的にどうなるかは分かりません、

    まあともかくひとまずはこれでやってみようと思っているので、次回は来週の水曜日になります、それ以外の日は書ければ書こうかと思っているので、ひとまずはそんな所で行ければと思っています、







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