2018-11-01

スタートとゴールを履き違えた日本人

地震関係のリンク、


義援金など、

原子力の現場作業員は使い捨て、

国民の生活が第一

IWJ(ネットの情報サイト)

SEALDs(若い人の団体)


    どうもこんにちは、


  政治の話を書きたいのですが、今の所話題がありませんね、国会はなにか話題がありそうだけど、数日前に書いている私には分かりません、


  アベのクズがどうせ意味不明な話を言うだけだろうが、アホの話はどうでもいいけど、ネタがないのは困りますね、


  では抽象的な話でも書いてみると、スタートとゴールを履き違えた日本人、という話でこの国の問題と感じます、


  日本は異常な国になっているが、おかしくなってしまうのには理由が存在していて、その原因を考えないと対処ができない、

  一億総狂った社会とでもいうような、日本はおかしな国になっているけど、全員がおかしくなっているから、それに気づく人間は少ない、


  何がおかしいのかというと、常識に対する考え方が異常で、まともな判断ができていない、

  基礎部分で考えるべきものと、応用部分で考える意味が逆転していて、思考が異常な形になっている、


  考え方がおかしいから、どんな知識を得ても判断ができず、必ず狂った発想になる、

  人間が狂うのは知識よりも考え方で、ものの順番がわからなくなると判断できなくなる、正しい順序で考えない限りは、まともな思考になる可能性はない、


  日本人の思考は中世に依存していて、情緒的な発想を基礎に置くが、実はこれが致命的な問題になっている、

  近代は合理性を求められる社会であって、情緒はどちらかというと二次的要素であり、物事の基礎にはならないものに変わっている、


  基礎部分は合理的に考え、その余分として情緒を付け加えるのが、近代に対する正しいものの見方である、

  しかし日本人は情緒でものを考えて、合理性を応用として見るため、物事の判断をする能力がない、


  スタートとゴールを履き違えるとは、そういう意味で本来ゴールである、情緒的発想を最初に持ってくるので、社会常識が狂っった形でしか成立しない、

  狂った常識というのが日本では普通だが、この根本を探ってみると情念でルールを作った、弊害が強く出ている、


  例えば空気を読むというのも、一種のルールになっているが、空気とは何かと言えば情緒である、

  周りの人間の考えを見ろというのは、合理的でもなく客観性もない、当然そういうものは常識にはならない、


  中世の頃は空気も常識にになるが、近代では空気のような情念は、偏りが強く常識としてみなすのは不可能だ、

  そのため空気と呼ばれる概念が、戦前は戦争を引きを越し多くの人を殺してしまい、戦後はサービス残業などの社会的な弊害を生んでいる、


  もしこの空気と呼ばれるものではなく、合理的な判断を基礎にしていれば、戦前の戦争は存在せず、戦後の労働問題も大幅に改善していただろう、

  なぜなら方法論の吟味は情緒ではできず、合理的に考えるしかないからだ、客観的に物を見ない空気の考えは、社会常識に適さず人を不幸にする道具にしかならない、


  また中世と近代の社会的違いも大きく、社会的なルールや常識の意味合いも、本来ならば大きく変えなければいけない、

  中世の頃は社会的な統制が難しく、曖昧な形で社会とまとめる必要があった、その影響で抽象的な意見に基づく、社会ルールのシステムが良く使われた、


  例えば道徳などの考え方は、曖昧ではっきりしないものだが、中世の頃のルールは道徳が基礎になっていて、社会常識もそのような形で行われた、


  しかし近代は社会的な統制がしやすく、抑圧的な仕組みを簡単につくれる、また人の価値が大きく増大しているため、人間一人一人の価値を認めないと社会が成り立たない、


  そのような近代的な社会では、人同士の互いの違いを認めつつ、誰でも納得できる合理的な仕組みが、ルールとして成立するようになる、

  いわば機械を作るようにルールが製造され、誰が使っても同じ結果が出る仕組みでなければ、常識とはいえずルールともいえなくなる、


  中世と近代のルールの変更は特徴があり、それは近代になるとルールの次元が低くなって、根源的な意味を持つようになる点だ、

  中世は道徳として人間を導こうとしたが、近代は基本的な人権など人間の根本にある概念を定め、それによって問題を解決しようとする、


  単純にいえば、近代とは道徳の低下であるともいえるので、中世的な価値観でいえば間違いに感じる、

  ただしそれは近代化社会への変化によって、ものの考え方が変わっただけで、道徳などの中世的な方向性の意味が、弱くなったのが根本的な原因だ、


  近代における常識やルールは、人間として良いものを目指すものであってはいけない、

  何故かといえば何が良いのかは、人によって大きく変わってしまうからだ、道徳の崩壊が近代では起こりやすく、宗教の立場が悪化するのもこれが原因だろう、


  では何がルールなのかというと、それは誰でも納得できる基礎的な話で、誰にとっても価値がなければいけなくなる、

  誰かにとって正しい話は意味を持たず、それは常識として成立しなくなる、誰にとっても正しい常識とは、ある意味においてものの善し悪しとは関係なくなる、


  人間の根本的なルールは定めるが、それ以外の基準を設けてはいけない、それが近代の常識を作る基礎であって、このような形が出きないと近代化社会は成立しない、

  権利の主張とは根本的なルールであって、人権などの権利を認められないと、近代化社会は急激に劣化し、一気に中世の世の中に戻ってしまう、


  今の日本は常識を情緒で作ろうとするが、情念による常識は成立する可能性がない、

  人間はこうであるべきだという意見は多くあるが、それが成立したケースは極めて少ない、


  なぜ人がこうであるべきだという、常識が成立しないのかといえば、近代は個々人の立場が強くなってしまい、こうであるべきだという常識が、個人的な意見以上の意味を持たなくなるからだ、


  人まとまりの人間集団を社会と見立てるのが、中世の世の中だとすると、個々人の人間の自由な行動を、社会と考えるのが近代である、

  液体や固体が気体になって急速に膨らむように、近代の社会は拡大をするが、それぞれが自由になるので関係性は小さくなる、


  近代における常識やルールは、人間が決めて良いものではなくなる、人間にとって最低限必要な権利を認めて、それが成立するかどうかが常識になる、

  道徳などの話は常識の上にある、ある種のおとぎ話に近いものになってしまい、それを元にルールや常識を問うのは難しくなる、

  
  人間が納得できないのが近代の特徴で、中世の頃のような人間を中心にした社会ではなくなる、

  人が主体的に常識を考えて、何がルールであるか決められないのが近代だ、ルールは人間の存在そものもが決めるのであって、根源的でないルールはルールでなくなる、


  近代化の進んだ国でも道徳は存在し、人間としての良し悪しは問われるだろう、しかしそれがルールになる可能性はなく、あくまでできればするべきという、努力目標にしかならない、


  もちろん道徳的であって、人間として正しいのは必要な要素だが、近代においてはそれは物事の基礎にはならない、

  問われるのは誰にとっても価値のある、基礎ルールであってそれを守るかどうかが、常識として問われる形になる、


  じゃあこういう話が成立しているかといえば、今の日本では全く上手くいっていない、

  日本がおかしくなったのは何故なのか、それは基礎的なルールを守らない社会を作り、情念を常識として植え付ける世の中にしたからだ、


  これこそが、スタートとゴールを履き違えた日本人であって、全てにおいて間逆な行動をしている、

  情念は常識にしてはならず、情緒的なルールは人を不幸にする道具になる、倫理などといえば人は死に、道徳を問えば国は滅ぶだろう、


  というのはちょっと言いすぎですが、近代的な社会は根源的なルールを問われ、それが成立した状況があるかが重要になる、

  いわばスポーツのルールみたいなもので、ある種の範囲内で行動するのを求められる、


  もちろん道徳もあるべきだが、それは基本的な問題ではなく、他人に強要すれば社会問題になる、
  
  中世のような情念の時代が終わるのが、近代の特徴であってルールや社会常識も、人間としての正しさも求めてはいけなくなる、


  あくまで基礎的なルールとして定めるべきで、そのルール以外は自由に行動するのを認めるのが、近代化社会の常識なのです、

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genre : ニュース

tag : 安部戦争安保法案常識近代化

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