ダブルスタンダードな時代、
どうもこんにちは
安部内閣は残留したようですが、相変わらずアホなようで、マダム寿司って何?ってな感じがしますが、ま、馬鹿は死ななきゃ直らないのでこのままばか政治が続くようですけど、
そんな中で二つほど私の興味を引いたものがあって、一つ目がアメリカのニューヨークタイムズ紙のティム・ワイナー氏が書かれた「灰の遺産、CIAの歴史」という本の内容で、私は本をよんだわけではないのですが、その中に書いてあるのがアメリカがCIAを使って海外の政府の政治家を買収していた、という話が書いてあるらしく、その話によると自民党の政治家が金で買収されていたらしいです。
その中で特に岸という安部という人物の祖父にあたる人物が、完全に買収されていたようで、ようはこの岸という人物はアメリカの手先でしかなかったようです、 そして今の状況においても、CIAはそういう買収はやめたらしいのですが、別の機関が同じことをしているらしく、最近の日本の政治を見ても明らかに買収されているとしか思えない人物を見かけることが多いように思います。
例えば小泉安部小池、こういう連中に例えば数十億くらいつかませれば簡単に買収できるでしょう、数十億で日本が手に入るなら安いものですし、最近の自民党の変な動きを見ても自民党自体が買収されている可能性も考えておいたほうがいいと思います、
少し前にアメリカは独裁国家を支援していることが多いと書きましたが、それはどうしてかというと、この話から考えると買収がしやすいからというのが本質にあるのだと思います、やはりこの点から見ても自民党という党に対しては警戒をすべきではないでしょうか。
そしてもうひとつ気になったのが、今回の選挙で自衛隊から出て当選した人物が、イラクにいっていたらしいのですけど、そのときに近くの他国の軍が攻撃を受けたら強引に突っ込んで巻き込まれようとしていたようなんですね、そうすれば日本の軍事化も進むだろうという考えだったようですが、
まあはっきり言えばこの人物はただの馬鹿ですね、そもそも軍事というものは本質的には夜盗となんら変わらないものなんですよ、人を殺す以外の意味はないですから、武士は違うけど軍人はただの人殺しでしかないものです、そしてただの人殺しに過ぎない軍事というものが夜盗の様な盗賊とどこが違うのかといえば、法律を守り規律を守るから軍事は軍事たるわけです、
昔の孫子という本を書いた人物が、皇帝に呼ばれて女官を使って軍事訓練をしろといわれて(多分おふざけみたいな感じだったのでしょう)、そして女官たちはちょっとふざけていたらしいのですが、それに対してその人物はその女官の一人を処刑したのですね、軍は規律を守るものだということを示すために、まあそれは皇帝に対する意見だったのかもしれませんが、(相手が皇帝だったかはよく覚えていないのですが、、、どこかの王様だったかな?)
まあそういう例を引くまでもなく、軍というものは規律そして法令順守があってこそ軍であるわけで、それが守れない人物は処刑されても仕方がないのです。 本来ならばその当選した人物はその女官の例のように、処刑されるのが妥当であり、それ以外の選択肢は本来はないはず、まあ近代ですから処刑はないにしろ、処罰は必要でしょう。
そしてそれを甘く認めてしまうという点において、自衛隊は軍ではなく夜盗のような性質を持っているとみるしかないのではないでしょうか、法律を守らず規律も守らない、そんなものを軍隊とよぶことはできない、まあ自衛隊の人も末端の人はまじめな人が多いのだろうけど、今回の発言を見ても中枢が腐っているのは明らかだろうから、今回の件から見るに自衛隊は中枢の処断が必要であり、それができないのならば自衛隊の権限の削減、予算の縮小を検討するのが妥当ではないだろうか。
さて、それはいいとして今日は、ダブルスタンダードな時代、ということでも書いてみようかと、今の時代、数値的状況と現実の体感が大きくずれることが多く、指標を見ると良いのに体感だと全然違うということがよく起こっていると思います。 その原因としてあるのが全体の分離傾向であり、全体が分離しつつある現代では、そもそもの指標のデータ自体が多層化、多種化し、そして多重化することによって、正確なデータであっても実態を表していないことが多いようです、それでそういうことを考えていて、そういう問題についてあれこれ考えてみたので書いてみようかと。
それで、ダブルスタンダードな時代ということで、ダブルスタンダート、つまり二重基準的な意味の強い時代ということで、そもそも基準というものは一つ以上あっては基準にはならないのですが、今のような流動性の高い時代は全体が安定しないので、基準が複数あったり、基準がよくわからなかったりすることがよくあるわけです。
そしてそういう多数化する基準上において、もろもろの数値や規定をしていくと、そもそも基準がはっきりしていない上て物事を決めていってしまうので、数値と現実の乖離が激しく、状況を表すデータがあまり意味がなくなってしまうわけです、
たとえば最近は景気回復して、給料が上がったり、失業率が下がってきたといわれていますが、現実は違って、そもそも今の働いている人の三分の一くらいは派遣の人らしく、そういう人は今までの基準上労働者の平均給料にはカウントしていないので、派遣の人の給料は考えていない状態で給料が上がったといっているわけで、しかも派遣の人が増えれば派遣ではできない立場の人の比率が増えるから給料は上がり、景気回復とは無関係に給料が上がるように見える状態にあるようです。
また失業率は派遣やパートの人もカウントしているらしく、そういう人の比率の上昇が、失業率の改善の主な理由であって、正社員はずっと減っていっているわけだから、これを平均給料のように派遣の人を含まないようにすれば、下手をすると失業率は数十パーセントは行くでしょう。
今の景気回復は全部とは言いませんが、労働者の対する搾取による景気回復であり、つまり働いている一般国民から見た景気という基準と、企業から見たときの景気という基準が乖離し、国民から見たときの景気という基準をなくした状態における企業の景気状態がどうであるか?、つまり、国民のことを考えなかったときの景気状態を今の景気指標は指すようになっているわけです。
こういう問題はほかでもあって、これは多分そうではないかと思っていることなのですが、今の日本の経済指標に対して大きな意味を持っているのは、ドルユーロの差分による経済指標のずれというものがあるように見えます。
私も専門家ではないのである以上ははっきりしないのですけど、日本の円はドルと連動していて、ドルはユーロに対してかなり弱体化しています、そこでもしドルが弱体化しても日本の価値がそのままだったらどうなるか?、つまり日本の価値がドルと連動して下がったとき、日本の国内の経済規模がそのままなら、経済指標が上昇する可能性があるように思えるのです、
これはユーロ基準で世界を見たときにどうであるか、そしてドル基準でみたときにどうなるか、その二つの基準のずれがあったときに、その二つの基準が合わさるようなところで、なおかつその二つのうちどちらかに強い影響を受けるところは、二つの基準の差分と、二つの基準の影響力の差によって、データが動く可能性があるという話なのですが。
これはもしかしてなのですが、これだけはっきりしている問題に対して、誰も意見を言っていないところをみると、どうもあるような気がするのですね、もしないのならばこういうずれがあることに対しての補正方法のようなものを大々的に言っているでしょうし。 もしこれがあっているのならば、どうも最近の景気回復だの経済成長というのも、ただデータが動いただけというの可能性もあるような気がします。
まあなんにしろ、最近は色々な点において基準が複数化してきていると思います、だから単純になにがどうであるのかということがわかりづらくなってきていて、ある種基準のないような時代になってきているように思えます。
だから今のような世の中に対しては、経済系のデータは大体ずれがあると考えてみたほうがいいでしょう、経済に関してはデータではなく感触をつかむしかないかな、ほかに関しても今のような多重化基準世界では、究極的には基準のない世界ですから、どんなことでもどうとでもいえるようになってきているわけです、だからそういうダブルスタンダードな世界、つまりウソをつき放題な世界に対しては、ある程度は懐疑的な目を持ったほうが堅実的であるように見えるのですが。
それでは今は週二回ですので、次回は木曜日になります、では次回まで。
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