どうもこんにちは
今日は暑いですね、もう半袖で十分なくらいで暖かいというより暑いと言ったほうがいい陽気ではありますが、しかしこの暑いのもしばらくで、夜になったらまた寒くなるのでしょう、なんとなくですが日本の気候もだんだんと砂漠のような、不安定な気温変化に近づいてきてどうも暮らしづらくなってきたような気がします、しかもこうやって暑くなったり寒くなったりする原因が分かっていないわけですから、どうも不気味な感じがしますね、こうも暑かったり寒かったりすると。
さて、それはいいとして今日は、経済の限界線、ということでも書いてみようかと、今の日本を見ていて思うのですが、多くの方が指摘しているように、何らかの形で経済の限界のようなものがおきていると思います、今までのような単純な考え方では越えれない壁のようなものが、今の日本の経済では起きているといっていいでしょう、その問題については色々な議論があり、はっきりとした結果は出ていませんが、私の見方だと今の日本経済の問題点は、たぶん経済的な問題ではない何らかの問題が足を引っ張っているのが問題だと思っています、そして経済でない問題が経済の限界を作るという形は、経済を経済的な考えで救済できなくなる経済の限界線のようなものがあるのではないかと思ったので、書いてみようかと。
それで経済の限界線ということで、イメージ的には樹木限界線に近いイメージで、樹木限界線というものは、寒かったり高度が高かったりして、樹木が生えることができなくなる限界のラインのことをさす言葉で、経済というものも樹木のように生産的なものですが、同じように環境によっては成立できなくなる限界線のようなものがあるように思えます。 そもそも経済というものは、社会的な複合要素を物資や資金の面から眺めてみた視点のことであり、一つの評価基準にすぎないわけですが、まあその基準から見ていった場合、やはり大体の場合限界のようなものがあるように思えます。 万全な経済とか、永遠に成長する経済というものは歴史上無く、かならず何らかの欠点があり、限界があり、そしていつかは何らかの限界とともに崩壊の道を歩むのが普通だと思います。
そしてそういう視点に立ったとき、日本の経済を考えてみるとやはり何らかの崩壊状態に陥りつつあるのは間違いないでしょう、なぜなら何らかの限界とぶつかり合っているわけですから、しかもそれをどうするかということが誰にも分からない、そういう状態ではやせ我慢はできても問題解決はできないでしょう、無理に良くするという方法はあるかもしれませんが、根本的解決ということはできないはず。
そしてそういう状態でどうすればいいかと考えたときに思いつくのが、上のほうでも書きましたが樹木限界線というのは環境がおかしいから木が育たなかったわけで、だとすると環境がおかしいから経済が育たないのではないか?、と考えてみるのがいいと思います、つまり経済自体を考えるべきではなく、経済以外の問題が経済に悪影響を与えているのではないかと考えてみる、それがやはり経済の限界にぶつかったときには必要なのではないでしょうか。
私は経済という視点はダムに近いものだと思っています、つまり自然に流れている河川の水をためて利用する、たまった水は色々な利用価値があり、水が多ければ多いほど利益になる、しかしそもそもその水は河川に自然に流れていたものであり、ダムのためにあるものではない、だからダムによる取水が過剰になれば河川がおかしくなり結果ダムもおかしくなる、もちろん自然というものは結構丈夫なものであり早々は壊れない、しかし一回壊れると修復が難しく、場合によっては修復不可能になるものでもある、そして修復が不可能になればダムは何もできなくなり終わる、たぶん経済の崩壊はこのような形で起こるのではないだろうか。 そして、今の日本の経済を見ているとこれと似たことが抽象的な意味において起きているように見える、確かに今の経済状況はいいかもしれないが、そのために修復不可能なくらい経済を支えている周りの環境を破壊していないだろうか?、私にはこの国の経済の将来性というものがあまり信じれない。
それでもし私がこの国の経済の立て直しをするのだったらどうするかというと、まず経済成長はさせない、経済は多少の上下があってもいいがある程度安定するような手をうっておいて、その上で経済以外の問題の解決に時間をかける、経済が限界にぶつかったとき多くの問題は経済以外に起きていることが多いので、経済以外を主眼に捕らえ、経済自体はある程度あればよしとし、暫くは問題の修正に時間をかけるでしょう、つまり常に経済を主として考えてしまうと解決ができない問題があり、それが発生した場合は大体経済的には問題が解決できなくなる、そういう場合は経済を副にし経済以外を主とする、そうやって問題の解決を行うのがいいのではないかと思います、 そういう意味では海外で企業よりと社会よりの政党の政権交代が定期的に起こるのはこういう問題解決のためだともいえるでしょう。
まあとにかく全体的にいえるのは、経済の限界線というのは、経済というものは歴史的に見ても、どんな経済であれかならず何らかの限界とぶつかり、そしてその結果崩壊することが多い、そしてその原因を見ていくと案外経済外の問題が原因であることが多い、だから今の日本も多分この経済の限界線のようなものにぶつかっているように見えるので、いずれ崩壊の恐れはあるでしょう、そしてその問題点を見てみると実は経済外の問題が原因であることが多い、社会不安とか制度不備かそういうことが今の日本では蔓延しているわけで、そういう問題を解決しなければいずれこの国の経済は、川の流れない所にあるダムのように涸れてしまうでしょう。
そしてそれを防ぐには、まあ素人の私見ではありますが、経済の限界にぶつかったら、経済を主眼に置くのではなく、経済以外を主とおいて眺めて見て、形が崩れていないかと考えてみる、そしてそこの問題を解決することが多くの場合経済の限界になっている問題と一致すると思う、だから、経済の限界線にぶつかったらそれと争うのではなく、その線のあたりで経済を安定化させて、そしてその経済力を使って経済以外の問題を解決していく、それが結果として経済問題の解決につながると思う、
そしてその点に関しても、まああまり関係ない話なのですが、定期的に社会主義的な政権というのもあったほうがいいのではないかと思います、つまり企業重視をする政党が与党ならば経済がよくなるかというとそうでもない、かえって崩壊する恐れがる、やはり海外のように定期的に政権交代をしておけば、今の日本の状況はなかったといっていいでしょう、日本は民主主義 社会主義というものを、理論の上でしか知っていなかったのではないだろうか?、こういう根本的な意味の上で考えておけば多分今のような状況は来なかったはず、舶来上等と海外から来たものをありがたがるだけではなく、その海外ではなぜそういう政治制度、そして定期的な政権交代が起きているのか、そういう根本的な意味を考えるべきではなかったかなと、今にして思うのですが、まだ間に合えばいいのですが、いまさら遅いのかもしれませんね。
それでは今は週二回ですので、次回は来週の火曜になります、では次回まで。
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